定期的に更新したい期間
2021.07.04

先月から止まりかけてた仕事が再駆動となり、バタバタとしています。
原稿生活と自粛モードが相まって、もはや外出しないまま平気で一週間とか経っちゃうので、
引きこもりとかそういう話以前にこのまま死ぬのでは?と時々不安になったりもするのですが
ネットスーパーがゴリゴリお野菜届けてくれるしリングフィットで汗もかいているので
そこそこ健康です。

どこかでまとまった休みが取れれば山に旅行でも行くのにな~とも思うのですが
漫画家にとってのまとまったお休み=無職なので
なかなかそこに踏み切る勇気のないまま今に至る感じです。

そんなこんなで自宅でやれることはモンハンライズとリングフィットと
友人にもらったドラゴンズドグマと、一年くらい放置していたマイクラなんですが、
まあ言っちゃあほぼゲームなんですけど、
丁度大きめのアプデがあったマイクラを結構新鮮な気持ちでで楽しんでいたりします。


ウーパールーパーを手に入れたのが嬉しすぎて家の真ん中に池を作る(邪魔)

ネザーゲートはアプデ後から危険度増してて入るのが正直怖いんですが
見た目の良い建材がいっぱい増えてるので取りに行かないとな…。
あっネザー要塞すぐそばにあったのでそっちも探索しに行かないと…。

マイクラと言えば悪癖の大門と小島のスキンも
よく一緒に遊んでるリコピンさんに作ってもらったりしました。かわいいね。






>YouTubeで、たまたま宇多田ヒカルの「あなた」という曲を聞いたときに、
>私の中の『悪癖』のイメージ(大門の小島に対する気持ちの解釈)に
>とてもリンクするものを感じました。


悪癖のストーリーって元ネタがほぼない所から出発してるので
こういうイメージ曲的な話をいただけると素直にへぇ~となります。
宇多田ヒカルは大好きなんですけど個人的に母親や百合とか
「女性的な強さ」の印象が強いのは私が適当に聞いてるからでしょうね。

イメソンというか、作画中にこういうの聞いてるよってのはあるのですが
どっちかというと歌詞ではなく音やリズムで気に入ってる感じです。

マクガフィン / 岡村靖幸さらにライムスター
MOTTO / back number
Prayer X / King Gnu
Knockin' on Heaven's Door / Bob Dylan
SAYONARAMATA / Yogee New Waves
The End of The World / Skeeter Davis
闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて / サザンオールスターズ
Tactics / THE YELLOW MONKEY

あと最近の曲だと平井堅とあいみょんの「怪物さん」が
なんとなくシンパシー感じてよく聞いたりしていました。
というか最近の平井堅が好きかもしれない。PVも曲も偏屈ですごく良い。


話は変わりますが、
ツイッターとかで2人のイラストたくさん描いてもらえて本当に嬉しいです。
私もなにかお返ししたいな~と思ってツイッター用に描いてみるのですが
カラーが絶望的に不慣れなの参考書見ながらこそこそ練習中です…。

ゴートゥーあれ
2020.11.30

お久しぶりですこんにちは!!!皆さんお元気ですか?!?!
自粛謹慎と何かと気の病む毎日ですけど、
私と一緒に頑張って乗り越えていきましょうね!!
景気も支えて、明るい笑顔で!レッツ納税&ゴートゥートラベル!


とディストピア怪文書で読み手を雑にふるい落としたところで久々のMEMOです。
やっぱり文字制限のない書き物はいいもんですよ、自分を偽り続ける事ができませんからね。
ちなみに私はさっきの怪文で既に息切れしております…。


私のゴートゥーはどうかというと、
人混みの多い観光地へ行くよりはと親戚と四国のお遍路さんへ行って来たのですが、
うるう年ということで逆打ち(一番からではなくラストステージの八十八番寺からまわる)を
しに行ったらモー案内もほとんどなくて道が全然分からないため
スマホで地図を見つつ常にバッテリーとの戦いでした。
ていうか初心者が逆打ちなんかやるなよ、というようなことを現地の人にやんわりと言われたのですが、
発案したばあやは概ねご満悦だったようでまた続きから連れて行かれるみたいです。
ほ、ほんとに還暦かよ…。


今回のお遍路は視察の意味合いが強かったので3箇所くらいに留めて
あとは普通に観光だったんですが、
最終日に寄った徳島の大塚国際美術館はなかなかすごかったです。
展示品はすべてレプリカ品なんてすが、陶器に印刷したものなんですね。
だから触ったり写真を取るのもある程度許容されていてゆるーく観れます。

私はどうもあの美術館の警備員や店員さんの「無体するんじゃねえぞ」という圧が
妙に緊張するんですけどあそこはそれが比較的穏やかでとても居心地が良かったです。
ちなみに米津玄師が紅白で歌ってた広間もありました。(特に米津玄師に興味はない)



一番見応えがあったモネの蓮。
絵画美術というよりは建築デザインに通ずるものがあるように感じました。
というか殆ど展示品より建物を見ていた気がします。
山を切り崩して内部に建造するというかなり変わった作りで、
入り口からはなかなか想像しづらい迷路のような構造と階ごとに池や芝生エリアなど
面白い休憩ポイントがあってかなりおもしろいと感じました。
設計士だった身としては儲かってる企業の道楽だなあ…という感想もなくはないですが。
また行きたいです。


そんな感じでの近況報告でした。仕事とか執筆とかの話は、準備してまたおいおいに。

芸人談義
2019.11.26

久しぶりに芸人ブームなんですが、
俗に言うエンタのなにがしとかが流行りだした頃の技名:SEアレではなく、
深夜放送のオンエアバトルを擦り切れるほど重ねてダビングしたVHSが
教室内で闇取引のように女子高生のカバンを往来していた頃のソレです。

コンビ芸人はネタ自体も好きなのですが
舞台上の役割から関係性をあれこれ考えるのも良かったりもします。
大抵片方の人格が破綻しているともうひとりも別の方向に破綻していたりして、
バランス取れている感じがグズグズな共依存めいていて大変よろしいのですが、
ちょっと前にたまたまアメトークで宮下草薙の草彅の存在を知って
それから相方のヤバさに気付き、結構ハマっております。

とりあえず番組表検索して自動全録画かましてる勢いなんですが、
ひととおり集めた情報を以下にまとめておきます。

【事前情報】
・がっつり紋紋の入った地下格闘家(群馬最強)の父と20歳サバを読むやり手の元キャバ嬢の母の間に生まれる。
・離婚後母が鬱を患い、高校を中退し働き手に。劣悪な家庭内環境改善のためお笑いに執心。
・養成所卒業後ピン芸人として既に事務所が決まっていたが、別の相方と解散したばかりの草彅とコンビを組むため辞退。
・生活力0の草彅のために同じマンションの2つ隣の部屋に引っ越す。食事を作り与え、金もしっかり取る。(偉い)遅刻は一度もない。(偉い)
・番組収録前に内容を想定したシミュレーションを行う。草彅はバラエティを見ないため、先輩芸人のお約束のフリ等も覚えさせる。
・群馬のおもちゃ屋で未だにバイトしている。また、全てのバトル系玩具制覇の店員に与えられる「バトルトイグランドマスター」を唯一所持している。LEGOやカードゲームのデッキを組んでそれを眺めて酒を飲む。遊戯王やベイブレードの大会に出る。平成仮面ライダーの変身ポーズを全て決められる。
・相方だけ売れても良いという考え方。自分が芸人として売れなくなったらおもちゃ屋を経営するつもり。また、相方が望めばそこに店員として雇うつもり。(終身雇用保証…?)
・同期や先輩芸人とは飲まない主義。馴れ合いの付き合いはしない。酒は酔わないので飲まない。
・相方とのやりとりを記録し続けた本が出版される←イマココ

【宮下のここがやばい】
・芸人がコンビでキスしたり抱き合ったりするのは珍しくないが、宮下は「相手の目を一切逸らさずに」それをやる。ちなみにネタ中草彅は目を見ると緊張するため、求められていない場合はあえて目線を外している。
・草彅は収録中不安になると親しい先輩芸人等に触って落ち着こうとするが、宮下に対してはメーターが振り切れるため抱っこや羽交い締め状態になる。番組のコーナーや漫才が崩壊するが、精神が安定するまでは周りが引いていても全く抵抗しない。
・草彅が動揺したりパニックになると落ち着かせるために手を握らせて目を見て、大丈夫だよ、と囁く。参照動画。

もうね、宮下の役割が完全にカウンセラーなんですけど、それが許されている空気が
他の芸人の間にもあるのが心地よいんですよね。α波出ちゃってるんだと思う。
そんな癒やし要素がどっかにある若手芸人は最近多い気がします。
世の中癒やしを求めているんでしょうかね。

と書きつつ日本エレキテル連合のアブノーマルに振れたコント動画に浸ったり、
コンビ復帰情報が出ているアンタッチャブル柴田のガチギレツッコミにワクワクしたり、
アナルバイブを挿入したままネタを披露していたケンドーコバヤシに思いを馳せたりもしています。
みんな違ってみんな良い。今後の若手芸人さんたちの活躍が楽しみです。

近況ほうこくぅ~
2019.06.19

忙しい、です。

一時的に無遠慮なタスクを溜め込みすぎて
精神を病んだりもしましたがとりあえず今は元気です。
以前なら特になんてことなかった他人の言葉に困惑したり、
考え込んだり、ムカついたりと情緒が不安定ですが
年齢的なものもあるのかもしれません。
弱くなったなぁ…と感じる近頃。

そんな鬱屈した気分を払拭するために
朝仕事前に気合い入れのジョギングをちょこちょこやっているのですが
コースをあれこれ変えているうちにスーパー銭湯を見つけてしまい、
ついつい寄っては近所のマダムに話しかけられご飯も食べてきてしまって
家に帰ると強い眠気に襲われ気づけば夕方になってて
人生って何だろう…とただ呆然とする日々です。
ひとは風呂に入るとダメになる。ほろ酔いに夜風は最高です。

6/10発売 麗人7月号「悪癖5」



最近告知が出来ていませんでしたが「悪癖」も通算7話目に入り、
ようやっと核心に触れている感じです。
こんなチンタラやってて大丈夫なの?という気もしますが
今の所打ち切りの気配はないので怯えながら最後まで描ききれること祈るのみです。
攻めの大門は俗にいうイケメンとか、知的とか
「女性が理想に描くわかりやすい男性像」とは違うのですが、
その分味わい深い人間に出来るといいなあと思って描いています。
未だにBLって何だろう?は抜け切っていないのですが、
私は多分人間そのものを描きたいのだなと悟りつつあるのでまあ
そのようにしていく所存です。

あっあと27日にコミックスがでます!
よろしくですです!

改行めんどくさい(※しました)
2018.11.29



年末です(もはや悪びれない顔)。

漫画を描く仕事をはじめてからというものあっという間に時間が経つようになってしまいました。
何なんでしょうね、今まで余暇に当ててた作業を仕事に割り振るとこうなるんですかね。
告知すらおざなりになってしまって申し訳ないですが、
おかげさまでなんとか食べていけてます。ほんとなんとかギリギリですけど。

そういえばこの間引っ越しをしました。人生で4度目の引っ越しです。

引っ越した理由はペットのウサギが心身ともにふてぶてしくなってきて
部屋を占領するようになってきてしまって、
質量保存の法則から私の体積が押し出されたからなんですけど、
どうせなら新居では広さだけじゃなくてこう、環境も重視したいな、
ということでそこそこ良い景色の望める階数高めのマンションに引っ越したわけです。

でね、まあ私インテリアコーディネーター協会というところに
数年に一度今後一切使用予定のない資格のために多額の寄付を支払っているわけなんですけど、
せっかくだからこういう時くらい役立てたいじゃないですか。
なのであえて準備は先送りにして、業者時代を思い出しながら
引っ越し後に壁紙やらカーテンやら専門店から安く仕入れては
賃貸物件に差し障り内範囲でコツコツ日曜大工的な感じで手入れしていこうと思ってたんですよね。

特に仕事部屋は長期的に居座るところなので
ちょっと贅沢してウッドブラインドなんてものを特注したんです。
調光が簡単だし、風でたなびかないから邪魔にならない。
何より見た目がかっこいいということで。
ただカーテンより作るのに日数を要しますが、しばらくなしで我慢すればいいかー
なんて気楽に思っていました。

ちなみに仕事部屋にはこの大きめの窓以外にベランダに出る掃出し窓もあって、
ほんと日当たりと風通しが最高!っていうか震えるくらい季節を肌に感じることが出来るし
我ながら理想的な環境を手に入れたなーなんて思ってたのです。


数週間後、全て塞がれるとも知らずに。



数日後管理会社から封書が届きました。中には数枚の手紙と、網の目のように細かい工程表が入っていました。
そう、このマンションは外装工事予定の物件だったのです。

いや!まだキレイですやん!雨漏りもしないし!全然大丈夫ですけど?なんて
一住人の声が聞き届けられるはずもなく、施工主である家主の号令とともに粛々と工事の準備は執り行われ、
毎朝足場を固定するドリル音とけたたましい金属音に起こされる日々が続いたのでした。
そしてあっという間にブルーシートと足場が設置され、レンガタイル貼りの重厚感のあるアンティーク調の物件が
今や薄いビニールで雑にラッピングされた謎の塊みたいな物体へと変化しまったのです。

当然窓から望めた青空も樹木も遠くの山々も霞のごとく消え、
あるのはただ寒々とした薄いシートと格子状に組まれた足場板。ただそれのみ。

かくして私の仕事部屋コーディネートの夢は春先まで出鼻を挫かれることになったわけですが、
そんな事より大きな問題は足場板を行き来する大工さんたちから私の仕事部屋が丸見えだって
ことなんですよね。なぜかって特注したウッドブラインドがまだ届かないから。
もっと言うとカーテンもレースのしかありません。もはや四面楚歌。策士策に溺れるとはまさにこのことです。
大きく開かれた私の仕事場。PCモニタ。受けの股。
大工さんもこんなもん毎日見えてたまったもんじゃないよ。

そんなこんなでしばらくはネット回線を使わない
作業生配信を大工さんたちにリアルでお届けしているわけですけど、
ウッドブラインド業者から先程発送の延期メールが届いたのでなんだかもう眼の前が真っ暗です。

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